6.不要な生き物

・ヌートリア ・カメたち ・ウシガエル ・ブラックバス ・アメリカザリガニ

・大型ゴイ  ・その他

1)ヌートリア(特定外来生物)

①         ②          ③         ④

 写真左から

 ①草食なので、冬でも写真のように食糧には困りません 

 ②兎のように可愛いですがヌートリアの子供です、関西・中国地方では農作物に被害

  が出て問題になっていますし、境川でも少しづつですが増えています

 ③親子、後ろ足には水かきがあって移動時は泳ぎますし、危険なときは潜水もします

 ④子供を見かけることも珍しくなくなっており、注意深く見ていく必要があります

 

2)カメたち①    ②         ③         3)ウシガエル

2)カメたち(境川にて)

 写真左から

 ①アカミミガメ(日本に居るほとんどはミシシッピアカミミガメ、幼体ミドリガメ)

  2023.6.1外来生物法改正により条件付き特定外来生物に指定された

  一般家庭で飼うことは出来るが、野外への放出や販売・購入は禁止

 ②カメだらけの境川、この写真ではクサガメの方が多く写っています

 ③スッポンも沢山おり、温かい気候に合うのか急増しているように思います

 (注)カメが食べる物は植物から水生昆虫・カニ・貝・魚の卵、さらに魚・鳥・

    獣などの死体にまで及び、水中のほとんどの物を食べてしまうのです

  

3)ウシガエル(特定外来生物)

 ウシガエルは冬をオタマジャクシで過ごす、繁殖力が強いカエルです

 2010年頃には境川や溜池で沢山見かけましたが、近年は溜池では見かけますが、

 境川では見かけることも少なくなりました

 これはサギやイタチがカエルを食糧としており、増加したカメがオタマジャクシを

 食べるためと推測しています

 

4)ブラックバス①中型 ②幼魚        5)アメリカザリガニ 6)大型ゴイ

4)ブラックバス(特定外来生物)

  ①東名北の境川でアオサギが捕えたのは中型のブラックバス

  ②境川上流で水面近くを泳ぎ、群れない魚を不思議に思って撮った写真です

   大きいのはブラックバスの幼魚らしく、小さいのはブルーギルかも知れません

5)アメリカザリガニ(2023.6.1から条件付き特定外来生物)

  写真はオタマジャクシを捕えようと近づいたところ、このときはオタマジャクシが

  一瞬早く逃げましたが予想外に獰猛なのかも知れません!

6)大型ゴイ

  2008年末に長田池が30年振りに池干しされましたが、池にいたのはコイ・フナの

  大中型とブラックバス・ブルーギルばかりで貝類もいなかったとのことです

  これは長年、閉鎖された環境におかれて強い物だけが生き残った結果です

  コイは大型化すると何でも食べてしまうので、場所によっては注意が必要です

 

               以下は工事中です

 

 このホームページでは動物系の生き物を紹介していますが、植物を少し紹介します

 

7)アレチウリか?  8)オオキンケイギク   9)キショウブ

7)アレチウリ(特定外来生物)らしいが?

  境川で猛繁殖しており、ヨシやブタクサなどに巻き付き覆いかぶさり、全てを覆い

  隠してしまいます。葉や茎にはトゲが一杯あって、家畜類も敬遠するとのことです。

 

8)オオキンケイギク(特定外来生物)

  長年好まれて、あちこちに植えられてきたが、余りの強靭さのために一度定着すると

  在来種を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っている。

 

9)キショウブ(愛知県条例での指定外来生物)

  オオキンケイギクは陸上で、キショウブは水辺で繁殖している。

 

追加資料

1)特定外来生物とは(愛知県環境部資料から)

 もともと日本にはいなかったのに、人間活動により入って来た外来生物の中から生態系、

 人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるもの

 外来生物法で禁止されている行為(H17.6.1施行)

  ・飼育/栽培・運搬/保管・輸入・譲渡・野外に放つ

 

2)参考になるホームページ

  ①環境省・生物多様性センター

 

 

 

 

        心ここにあらざれば 見ても見えず 聞いても聞こえず